シニア向けブログになります。
思いつくままに書いてますので…
不適切な表現はあらかじめご了承下さい。
1. 親戚だけで温泉1泊旅行
先日、親戚一同で温泉1泊旅行に行ってきました。 総勢30名。赤ちゃんを除くと下は高校生から、上は88歳の叔母まで参加していました。つまり叔父さん叔母さん達と従兄弟、その子供、孫達です。まさに「大宴会」という名にふさわしい賑やかな旅でした。
この話を友人にすると、決まって驚かれます。「今どき、親戚30人で旅行なんて聞いたことがないよ」「どうしてそんなに仲が良いの?」確かに、冠婚葬祭ですら簡略化される今の時代、これだけの人数が予定を合わせて一堂に会するのは、少し特別かもしれません。しかし、私にとっては、メチャメチャ楽しく盛り上がった会でした。
2. 親戚は不思議です。
10代、20代の私にとって、親戚は正直に言って「面倒な存在」でしかありませんでした。盆や正月に集まっては、昼間から酒を飲んで騒ぐだけ。当時の私には本当に「ウザい存在」でした。ここで、大昔のエピソードをひとつお話ししましょう。
それは私の結婚式の前夜のことでした。 実家には、遠方からも含め大勢の親戚が集まっていました。父は「明日は大事な日だ。今日は早く帰ってこいよ」と、何度も念を押していました。しかし、その言葉を軽く考えた私は、相当に遅刻してしまいました。
約束の夕方から大幅に遅れた夜の8時過ぎ帰りました。 すると玄関前に父が待っていました。顔は怒りで真っ赤になり、握りしめた拳が微かに震えていました。
「皆さんはお前を待っていたんだぞ!!」
私は殴られると思いました。しかし、父は背中を向けて家の中に入ってしまいました。皆さんに遅刻を謝りながら席に着くと、親戚たちは「まあまあ、明日はお祝いなんだから」「主役は忙しいんだよな」と、父の怒りを取りなしてくれました。私は父の顔に泥を塗ってしまったのです。まさに若気の至りです。あの父の顔は今でも目に焼きついています。

3. 年を重ねて気づくこと
そんな私も、69歳になりました。 いとこ達も壮年期を迎え、それぞれの家庭で子供を育て上げました。不思議なもので、大人になってから話すいとこ達との時間は本当に楽しいんです。温泉に浸かり、酒を飲みながら話していると、ふとした瞬間に猛烈な「懐かしさ」が込み上げ、目頭が熱くなることがあります。
父のお通夜の晩、一晩中寝ずの番で祭壇を見守ってくれたN君。 父の仏壇に線香を上げるために、仕事の合間を縫って遠方から駆けつけてくれたTちゃん。
「本当に、ありがとうね。」 多くの親戚たちが、父を悼み、涙と共に送り出してくれました。

4. 69歳の「◯◯ちゃん」
今の私は、いつの間にか親戚の中でも「上の年齢グループ」に入っています。 客観的に見れば、立派な「おじいちゃん」です。しかし、ここでは、いとこ達は私のことを昔と変わらず「◯◯ちゃん」と呼んでくれます。
「◯◯ちゃん、またお酒のピッチが早いよ」 「◯◯ちゃん、あの時の事、覚えてる?」この何でも無い会話がすごく嬉しいです。私の葬式でも、皆に「ちゃん付け」で呼んでほしいと真面目に思っています。「皆んな、頼んだよ〜!」
5. 人生を支えるもの
人生を支える、3つの柱があるとすれば
1家族 2親しい友人 3親戚
親戚は、友人と違って選ぶことは出来ませんが、長い時間をかけて育てて来たように思います。今の私はこの3つに支えられています。私の息子家族もこの集まりに初めて参加しました。私が感じた嬉しさを理解してくれると良いのですが…。

6.来年も皆んなの笑顔に会いたい
今の世の中は親戚の繫がりが、とても弱いですよね。だから仮に集まったとしても
お互いを探り合ってしまい濃密なコミュニケーションは出来ません。親戚だからといって、急に仲良くなれるわけではありません。 いきなり「ちゃん付け」で呼ぶこともできません。 何度も顔を合わせ、酒を飲んだり笑い合ったりする。そうした「時間の積み重ね」が、本当の親睦を作っていくのだと思います。
また来年、皆んなの顔を見て楽しく話したいな〜。



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