それでは、早速始めましょう。今回はゴルフです。
あ〜!やっぱり、友達とのゴルフは最高に楽しいですね。
私は今でも、定期的に高校時代の同級生たちとゴルフを楽しんでいます。だいたい、いつも8名ほどが集まります。男6名、女2名。当たり前のことですが、全員が同級生なので同じ年齢の69歳です。大昔から変わらぬつきあいの仲間たちです。
このゴルフが、もう、めちゃくちゃに楽しいのです。学生時代からの付き合いですから、遠慮なんて言葉はどこかに置き忘れてきました(笑)。「そこまで言うか?」というような、社会的には限界ギリギリのトークが、まるでマシンガンのように繰り出されます。
紳士のスポーツ……のはずが?
先日も、ティーグラウンドでこんなやり取りがありました。 友人のA君が、ニヤニヤしながら私に話しかけてくるんです。「なあ◯◯、ティーショット前に口数が少ないじゃないか? もしかして緊張してんの?」 私が言い返す暇もなく、彼は追い打ちをかけてきます。 「君に緊張なんて似合わないよ。どうせ下手っぴなんだから、結果は同じだよ!」
私は思わず「うるせえ、黙ってろ!」と返しました。 はたから見れば、とても「紳士のスポーツ」とは思えない下品な会話かもしれません。でも、誰かが何かを言うたびに、全員で「ガハガハ」と腹の底から笑い合う。そんな迷惑なグループの一員でいられることが、今の私にはたまらなく楽しくてしょうがないのです。
欠席の理由に忍び寄る「影」
ところが先日、珍しく6名という少人数での開催になってしまいました。 というのも、不参加だった二人の理由は「体調不良」だったからです。
一人は入院していました。聞けば、胃の三分の二を切除する手術を受けたとのこと。「え〜?そんなに大ごとだったのか……」と、全員が絶句しました。これは「ゴルフどころじゃないわな」と、納得するほかありません。集合した際も、プレーの話より先に「まずは手術が無事に終わってよかったな」と、みんなで深く頷き合いました。
もう一人は、全身のアレルギー性皮膚炎。汗をかくようなスポーツは一切禁止されているそうです。「最近のストレスが原因かな?」「前回の時も少し肌が荒れてたよね」なんて、お互いの体調を気遣う会話が自然とこぼれます。
私たちは、今年で全員が「古希」を迎えます。 「いつ誰が、どうなってもおかしくない年齢なんだよな」 誰かがポツリと漏らした言葉に、「あ〜、縁起でもない!」と笑い飛ばしてみたものの、内心では全員が「笑えないお話」であることを自覚していました。
いま、この瞬間が大切だと考えてしまう
この微妙な感情――楽しさのすぐ裏側に、老いや病という現実がひっそりと隠れている感覚――は、お若い皆さんにはなかなか理解しづらいかもしれません。でも、人間である以上、いつか必ず誰もが直面し、痛切に感じる瞬間が訪れるものです。
友人のHくんが、以前こんな話をしてました。 「昨日まで仲良く酒を飲んでいた友達が、突然亡くなってしまったことがあってね。それ以来、俺はなるべく友達とはマメに会うようにしてるんだよ」
その言葉は、今の私の胸に深く突き刺さります。 若い頃のゴルフは、スコアと技術のためのものでした。でも今の私にとってのゴルフは、こうして「生きて再会できたこと」を確認し合う、大切な時間なのかもしれません。
次の「またね」が言える喜び
今回のゴルフは、欠席した仲間のことを想い、少しだけ切ない気持ちを抱えながらのラウンドとなりました。でも、だからこそ、今こうして元気にコースを歩き、くだらない冗談を言い合える時間の尊さが、身に染みて分かった気がします。
「人生の後半戦、スコアよりも大切なのは、隣で笑う友達」
たとえ胃が少し小さくなっても、肌が少し敏感になっても。またいつか、この場所で顔を合わせ、「相変わらずヘタだなあ」と笑い飛ばし合えるなら、それこそがシニアらしい楽しみと言えるのではないでしょうか。
もし皆さんの周りにも、しばらく連絡を取っていない大切な友人がいたら、ぜひ一言「元気か?」と送ってみてください。その一言が、昔の時間を取り戻し、新しい旅の始まりになるかもしれませんよ。
さて、次のコンペに向けて、私も少しだけ練習してみようかな。
それでは、また〜!!





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