ライアル・ワトソン 未知の贈り物
ワトソン博士はイギリス人の生物学者です。彼は多くの超自然現象や超常現象に関する研究を発表しています。あまりにもユニークな発表に「眉唾だ。ありえない!」と批判されました。そのせいかどちらかといえば、怪しい生物学者とも呼ばれて、異端児扱いされていたような気がします。彼の研究は見方によっては少し飛躍しすぎていたのかも知れません。
それでも20冊以上のの書籍を上梓し、中でも「スーパーネイチュア」は世界的なベストセラーとなりました。
Lyall Watson, 1939年4月12日 〜 2008年6月25日。博士が69歳で亡くなってから12年です。意外と最近な気がします。
この本の中で色々なエピソードを紹介していますが、私の記憶に残っているのは ” 人間の性格はどのようにして決まるのか?” というエピソードです。
西洋占星術を例にとって説明しています。占星術は長い年月をかけて生み出された統計学だからある一定の信頼性があると博士自身が認めています。
占星術は、誕生日を基準にして星座の分類でその人の性格を判断します。博士自身の研究では更に一歩進めて性格を決めるのは受精の瞬間ではないかと考えています。
子供は概ね10月10日で生まれますが、早産もあれば、遅産もある。だから誕生日を基準にするとその分類は近い状態になるが、正確さに欠けると考えられると述べています。占星術を受けた人によっては「なんか違う」と感じられた場合は早産か遅い出産だったのではないでしょうか?
女性の子宮は人体の中でパラボラアンテナのような役割をしているように見える。地球に降りそそぐ無数の宇宙線を効率よく受信できる。また羊水は凸レンズの役割をして宇宙線を1点に集束させる。その1点とは受精卵の位置です。
彼は宇宙の星と天体のレイアウトが降りそそぐ宇宙線に影響を与えているのではないか?と言います。特に金星の位置が重要だと言います。金星はよいの明星、明けの明星とも言われています。金星の位置は朝と夕方でも違います。偶然にもこの考え方は西洋占星術の考え方にとても近いと思いませんか?
その後の大規模調査でとても興味深い調査結果が出ています。その調査とは数千人の対象者の受胎日を可能な限り割り出し、その子供たちが成長する過程を数十年の規模で追跡するものでした。
その結果とは、子供たちが成人してついた職業で分類します。1つ目は主に芸術家またはそれに携わる職業、2つ目は数学者または研究者です。この分類で分けられた子供たちにはある特徴がありました。金星が東の空にある時に受精したと思われる子供は芸術家が多い。その確率は約70%です。逆に金星が西の空の場合は数学者が多い。その確率は約60%だったそうです。
皆さんも子供の性格を気にする場合は金星の位置に注目してみてはいかがでしょうか。。。
ライアル・ワトソン 水の星・地球
それでは、また~。
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