google.com, pub-5466711727949766, DIRECT, f08c47fec0942fa0 新旧名作を見比べてみました-旅するように暮らしたい

新旧名作を見比べてみました

2020/12/01

アメリカ シニア ヨーロッパ 映画 撮影

t f B! P L

 戦争映画の傑作2本

こんな切り口も面白いですね


1本目は「1917 命をかけた伝令」2020年 は最新のアカデミー賞において撮影賞など3冠に輝きました。先日 Amazon Prime に降りてきました。

2本目は「プライベートライアン」は戦争映画の最高傑作の評価を受けています。1998年の制作ですがスピルバーグ監督が最も精力的に活動した時期と言われています。こちらも現在 Amazon Prime で視聴できます。














「1917 命をかけた伝令」  2020年

感想ですが、そりゃ、アカデミー賞を取るでしょうよ。でした。

作品賞が「パラサイト 半地下の家族」でした。世界中が驚いた年でしたね。
こんな年に「1917命をかけた伝令」は撮影賞等3賞を取りましたね。
特に撮影賞は納得です。素晴らしく緻密な撮影計画です。

一言で言えば、よくできた舞台演劇みたいな映画でした。
ワンカット撮影が進む中で次々と舞台装置や人物が絶妙なタイミングであらわれては消えていく。映像の計算が恐ろしいです。

監督はサム・メンデス、イギリス人です。最近の007シリーズを2作監督しています。「007 スカイフォール」も大好きですが作風は大分違います。
「1917 命をかけた伝令」が特別なんだと思います。他とは違う気がします。ある意味で勝負に出た作品なんだと思います。

ワンカット撮影といえば、誰かが僅かな失敗をしても最初からやり直しと言ったことがよくありますよね。この作品は全編がそれです。

撮影スケジュールや工程管理を受持つ部門は大変だったと思いますよ。







多分1カットの中に数百のキッカケやキュー出しがあるはずです。人物の立ち位置をバミって、フレームに入る位置やタイミングを逆算する。テストをするたびに微妙な修正に対応する。

今時ですからPCを使ってやっていると思います。マスタータイムに同期させたキューをタイムライン上で編集できるような。。。昔はストップウォッチと人力でしたけどね。

5000人ものエキストラが参加した場面もあったそうです。
裏方さんの苦労を考えただけでその恐ろしさに鳥肌が立ちます。






「プライベートライアン」1998年

3時間もの長い映画ですが長さを感じさせません。内容が濃密なので緩む時間もありません。同時進行するストーリーが常に絡み合います。

トム・ハンクスが文句なしに素晴らしいと思います。









見比べた結果ですが、やはりスピルバーグ監督に軍配が上がると思いました。

「1917 命をかけた伝令」もすごく良いんですよ。とてもハイレベルな比較だと思います。「プライベートライアン」が素晴らしいのは全てが自然に感じられる点です。特殊効果もあったと思いますが特殊に感じません。見る者はそのストーリーに自然に没入していきます。ここが凄いと感じました。

一方「1917命をかけた伝令」流れるようなカメラワークに惚れ惚れします。
ただ、その良く出来たワンカット撮影に ” 狙った感 ” が出てる気がします。
見進めていくうちにカメラワークが特殊な演出効果のように感じられました。

私ごときがなんと生意気な!とも思いますが、正直な感想ですから仕方がありません。サム・メンデス監督ごめんなさい。




それでは、また~。





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2022年現在、65歳のシニア世代の自分が感じたことを発信したいと思ったのが出発点です。やってみて良かったこと。買ってよかった物。試してみたら意外と楽しい事、また得したこと等を記録していこうと思います。

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