アンセル・アダムスはアメリカの写真家です。
ヨセミテ渓谷のモノクロ写真で有名です。
昔、サンフランシスコに8日間待機したことがあります。
待機ですよ。待機。。(笑)
他の撮影スタッフは先に帰国させて、たった1人でユニオンスクエア近くのホテルでぶらぶらしていました。
アルカトラズ |
私はとにかく暇なので、ケーブルカーに乗ったり、アルカトラズ島(監獄島) を見に行ったり、スタバで3時間過ごしたりしていました。ある時に思いつきで美術館に行くことにしました。
サンフランシスコ近代美術館 (San Francisco Museum of Modern Art)
通称 SFMoMA 巨大な美術館でとても1日では廻れないと気づきました。たしか2日間行きました。モダンからコンテンポラリーアートまで超豪華アーティストたちの作品で溢れていました。私は1つの作品に感銘を受けました。
私がここで書くのは、写真家 アンセル・アダムスについてです。ヨセミテ渓谷のモノクロ写真でとても有名です。
1902年生れ 1984年(82歳没) 彼が生きた時代は戦中・戦後という事になります。若い頃から熱心な登山家としてシエラネバダ山脈の登山を行いました。またヨセミテ国立公園の保護活動にも打ちこみました。アダムスの功績は数え切れません。撮影・ネガ・印画紙に関する新技術を次々と打ち出しました。
光が織りなす感動をどうすればフィルムへ残すことが出来るのか?現在の写真技法でも使われる「プレビジュアリゼーション」(完成像を想像しておくこと) 。また「ゾーンシステム」ネガのグレー部を11の階調に分けてそのディテールの重要性を説きました。
また1980年に大統領自由勲章を受章。アメリカ人最高の勲章でウォルト・ディズニー、チャールトン・ヘストン、モハメド・アリ、ウォーレン・バフェットなど錚々たるメンバーとともにアメリカの歴史に刻まれた人物です。タイム誌の表紙も飾りました。
ここからはアダムスの作品をなるべく沢山見てほしいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿