google.com, pub-5466711727949766, DIRECT, f08c47fec0942fa0 クイズ番組に出た話 その2-旅するように暮らしたい

クイズ番組に出た話 その2

2021/03/18

シニア テレビ 撮影 飛行機 旅行

t f B! P L

 若い時にテレ東のクイズ番組に出ました。
その時の経験談です。ある意味とても貴重な体験でした。


私が28才位ですから36年前です。











優勝した賞品の「グアム・サイパン・パラオ7日間の旅」の続きです。

サイパンでも予定は全部キャンセルされてたので、次の予約や交渉で苦労しました。ですが私は落ち着いて対応できたと思います。やはりトラブルを経験したからだと思います。それと1つ途中で分かったことがあります。

私のチケットは Waver Ticket (正確な名称は不明ですが) というもので通常のチケットより少し力の弱いものだったようです。予約や変更の場合やや非力な印象でした。「使えないな〜!」やはりクイズの賞品だからですかね?

それと自分でも不思議でしたが、ひとり旅のせいでしょうか色んな人と知り合います。ボーッとしてると 「HELLO」と話しかけられます。暇そうに見えるんですかね。これは2〜3人で旅した場合と全然違います。







サイパンで知り合ったリチャード君の話をしたいと思います。彼とはホテルデスクの紹介で知合いましたがスゴいイケメンの白人でした。長めの髪に引き締まった身体、青みがかった瞳の美形男子で映画俳優のようでした。彼は25歳位だったと思います。

彼は上昇志向の強い人間で「今はサイパンでガイドをやっているけれどグアムでビジネスを大きくしたい。そしていつかハワイで成功してロサンジェルスに行きたい」と話していました。

「必ずメインランドへ行くんだ!」とアメリカ本土への熱い思いを彼の美形で語られるとまるで映画を見てるみたいでした。彼に見つめられると男の私でもドキドキするくらいの本物のイケメンでした。




彼が「今夜、空いてるか?」と聞くので「ヒマだよ」と言うと彼は「今夜彼女とデートするけど、彼女の姉さんも誘うから4人でデートしないか?」でした。「7時に迎えに来るよ」と言って別れました。

イケメンの彼の彼女はさぞかし美人だろう。そのお姉さんもきっと美人に違いない。楽しい夜になるな〜。ワクワクするな〜。シャワーを浴びてヒゲを剃ってオシャレなシャツに着替えて時間が来るのを待ちました。

皆さんもこのオチを想像してると思いますが、お話しする内容に悪気や差別はありません。あくまでもシンプルに出来事をお伝えしています。誤解しないでくださいね。念の為。









時間になり、彼が手を振ってニコニコしながら歩いて来ます。

リチャードの彼女はチャモロ人でした。この地域の先住民族です。肌の色はアフリカ系黒人みたいに黒いです。2人の後ろから歩いてくるお姉さんらしき人も当然チャモロ人です。申し訳ないですが私には姉妹の見分けがつきませんでした。


これは勝手に思い込んで想像した私が100%悪いです。美男と美女をイメージして1人で盛り上がっていた自分が恥ずかしいです。もちろん3人は悪くありません。いかに自分が浅はかだったかと痛感しました。


彼は言いました「僕の彼女は美人だろ?」

私は言葉の途中で眼を伏せて「そうだね~」と言いました。

私は多様性を排除したり差別をする人間ではありませんが、リチャードのように純粋無垢な気持ちになれるだろうか?人種や国境を知らない日本人にはしょせん理解できないことなのか?

自分の軸足がグラグラするのを感じていました。









 

優勝した賞品の「グアム・サイパン・パラオ7日間の旅」の続きです。



ロックアイランド







パラオ諸島へ向かう飛行機の中で隣の席の日本人男性と話しました。彼は鳥羽水族館の研究者でした。パラオ諸島はグアムやサイパンと違い、開発されていない手つかずの自然がたくさん残っている世界的にも貴重な場所だそうです。

今から36年前ですから大分事情は違うかもしれません。彼は海洋調査のために行くそうでかなり長期の出張だそうです。「コロール島のカープ・レストランに行ってみたら良いですよ」安くて美味い店だと薦めてくれました。

調べてみたら今でも営業してました。( 驚きです!)私が行った時も広島カープファンのおばさんが腕を振るう人気食堂でした。大盛りシーフードが食べ切れないほど出て来て意地でも食べたのを思い出します。

もう1回行きたいな〜。。









この時、飛行機は着陸前に旋回したんですが滑走路脇の空港ビルがありません。あるのは牛小屋みたいな小屋だけです。「とんでもない田舎に来たな」と思いました。着陸したら本当に小屋に牛がつながれていて笑えました。

その小屋の小さなテーブルで入国審査が始まりました。研究者の男性は驚く様子もないのでいつもの事なんでしょう。パラオ諸島は小さな島の集合体なので空港は街と別の島にありました。グアムやサイパンの風景とは違い全くの別世界でした。

私達はポンコツバスで速歩きくらいのスピードで街へ向かいました。小島を結ぶ小さな橋をトロトロと進んで行きました。街を抜けるとホテルの看板が見えました。私達の宿泊はパラオ・コンチネンタル・ホテルという航空会社系列のリゾートホテルでした。




イメージ



この素晴らしいリゾートホテルは今はもうありません。ホテル・ニッコー・パラオに改名され2002年に閉鎖されたそうです。このホテルは私が今まで泊まった中でも最高の5つ星ホテルでした。

深い森の中にある巨大な木造の建物でした。エントランスの天井は15m以上の高さがあり、建物と森が一体となりドアは開け放たれています。巨大なプールから涼しい風が吹き抜けてきます。お客さんは数人いるだけでとても静かな素晴らしい空間でした。建築設計した人は天才ですね。










翌日、私はロックアイランドのボートツアーに参加することにしました。ロックアイランドはキノコ型の無人島が無数に浮かぶ海です。これも研究員の彼が教えてくれました。7~8人乗りのボートで小さな島の間を巡ります。

ボートはかなりのスピードで島々の間を走り抜けます。その海の透明度は素晴らしくボートはまるでガラスの上を走るようでした。この海は水深10m程の浅瀬で白い砂がクッキリと見えます。

お昼になると白い砂浜と木が1本だけの特別小さな島にボートを着けました。ガイドは素潜りで大きな貝を海から取ってきて、刺身にしてわさび醤油で食べさせてくれました。冷たいビールが美味しかったです。







お肉や野菜やシーフードもBBQで食べました。その後はハンモックでのんびりしたり、シュノーケリングをしたりして遊びます。まさに南の島の楽園でした。

世界中のリゾートを見た訳でもありませんが、ここは超A級だと思います。モルディブとかフィージーとか素晴らしいリゾートはあると思いますが負けてないと思います。パラオ諸島の絶景が今でも目に浮かびます。

地球はまだまだ広いですが、ここは案外近いですよね。日本の近場にこんな超A級リゾートがあることはあまり知られてないんじゃないですかね?今はパラオ諸島への直行便もあるみたいです。見直してみてはどうでしょうか。







意外なことの連続で始まった旅でしたが、今となっては超楽しい一人旅でしたね。

パラオ諸島に貢献した日本人としてアントニオ猪木氏が有名です。猪木氏への感謝の気持としてロックアイランドの島が贈られています。「イノキズ・アイランド」名誉所有権らしいのですが大盤振る舞いですね。


それでは、また。。





















このブログを検索

ラベル

自己紹介

自分の写真
2022年現在、65歳のシニア世代の自分が感じたことを発信したいと思ったのが出発点です。やってみて良かったこと。買ってよかった物。試してみたら意外と楽しい事、また得したこと等を記録していこうと思います。

twitter

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ