花婚式と女子の気持ち
ずいぶん昔の話になりますが、結婚して4年目なので私が33歳の時です。4年目ですからもう新婚ではないですよね。妻も仕事していましたので2人で慌ただしい毎日を送っていました。
慌ただしい毎日のある日、知り合いのスタイリスト女子が言いました。
女子「結婚して4年目なんだから奥さんに感謝の気持ちを伝えたら?」
私「感謝って何をすればいいの?」
女子「やっぱりプレゼントが良いんじゃない?」
私「プレゼントなんてしたことないけど、なにがいいの?」
女子「やっぱり指輪がうれしいかな。」
私「そうか、ちょっと考えてみるよ。」
そんな感じでプレゼント計画がスタートしました。
後から調べたら結婚4年目は「花婚式」と呼ぶそうです。
いろんな「 ◯婚式 」があるんですが、紙 とか 綿 とか 革 なんで 花婚式 と比べると少しカッコ悪いですね。その点、結婚4年目は花開く時期なんだそうで、お祝いする意味があるんだそうです。
さて、どんな指輪がいいのか?どの位の予算にするか?いろんなお店へ見に行きました。その結果、カジュアル・リングで、予算は5万円としました。30年以上前の5万円ですから、まあまあ頑張った金額と思いますけどね。
ここで問題です。考えてみたら私は奥さんの指輪のサイズを知りませんでした。そこで妻の妹に電話しました。「内緒にしてほしいんだけど…。」「奥さんの指輪のサイズを教えてくれない?」
妻の妹は、「お義兄さん、素敵ね〜!」と私を褒めまくりました。意外な大絶賛に正直大変驚きました。これが「女子の気持ち」というものなんでしょうか。男子にはさっぱりわからん分野です。(笑)
何日後かに、指輪をサイズ9号で選びました。確か表参道のアニヴェルセルのお店だったと思います。お店の女性店員さんも事情を知ると、またも私を大絶賛しました。本当に大絶賛の大安売りでした。
その後のある日、妻に「結婚4年目の感謝の気持ち」だよと言って指輪を渡しました。妻は「なあ〜に〜? 気持ち悪いわね」と、それほど大喜びはしませんでした。ですが、このてのことはジワジワ来るらしいです。
後日、妹から「お義兄さんたらサイズを教えてくれって電話来たわよ…」この辺りからジワジワと妻のキゲンが良くなりました。計画性と言うんでしょうか。飲み会帰りに気まぐれで買ったお土産とは訳が違うことが分かってきたようです。
女子友だちが遊びに来た時に指輪を見せながら「妹にサイズ聞いたんですって、男子よね〜!」とご機嫌で話してたのをよく覚えています。女子を喜ばせるにはストーリーが必要なんだな〜と理解しました。
その時、妻はとても喜んだんですけど、それから30年も経つとね〜。(悲)
その指輪も今はどっかに行っちゃって見あたらないんですけどね。(笑)
それでは、また~。
それでは、また~。
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