少しドキドキしたけど大成功でした。
女性の方には興味がないかもしれませんが、車の話です。
運転手がテレビ画面を凝視することは禁止されています。でもテレビ画面を表示すること自体は違法ではありません。メーカーが自主的に安全対策を行っているんですね。助手席の人がテレビを見る場合もありますしね。
これはメーカー純正ナビの場合の話です。駐車ブレーキと連動していてブレーキがかかると停止状態と判断してテレビ画面が表示されます。ブレーキを外すと画面が消えて音声だけになります。まあ、安全対策ですからね。
ですが、YouTube をチラチラと見ていると走行中でもテレビ画面を表示できる「テレビキット」なるものが存在してる事がわかりました。さすが YouTube です。「車種別のテレビキット取り付け方法」なんて動画もあります。
その「テレビキット」とはどんなものかと思ったら、Amazon で売っていました。金額も安くてビックリしました。種類もたくさんあって値段もいろいろでした。私はこの商品を買いました。
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テレビキット以外に準備するものは案外少なくて以下です。
1.内装はがし(薄いヘラのようなもの)
2.やや長めの10ミリのソケットレンチ
3.タオル(傷つき防止のためです)
これだけです。 驚くほど少ないでしょ!
私の車もそうですが、最近の車の運転席前のパネルは爪でハマっているだけの場合がほとんどです。ネジ止めはごく一部分だけです。反面、外していく順番が大切です。それを確認するには、YouTube が1番です。
「車種別のテレビキット取り付け動画」を何回も見て順番を確認しました。
手順が理解できれば、それほど難しい作業ではありませんでした。結構大胆に外すので戻せるのかどうか不安になります。でも大丈夫と思い込みます。
この手の事は、順調そうに見えても意外な落とし穴があるものです。何かにつまずくものですよね。やっぱりつまずきました。「車種別のテレビキット取り付け動画」になかった出来事が起こりました。
順調に内装をはがして本体までたどり着いたんですが、固定している4本のネジのうち2本が見たこともないようなネジなんです。これはロックナットと呼ばれる盗難防止用のネジだったんです。
通常のネジは10ミリのソケットレンチで問題なく緩めることが出来るんですが、ロックナットはこのレンチでは緩みません。「アチャー!ダメだこりゃ~!」という気持ちになりました。
ここで私は「落ち着け、落ち着け〜」と自分に言い聞かせました。ネットで調べてみると世の中には「ロックナットアダプター」という物があり、車の工具類と一緒に入れられていることもあるそうです。
普段、開けないような所まで探しましたが見つかりません。「やっぱり無理か〜」とあきらめかけた時、YouTube に「ロックナットのはずし方」という文字が目に入りました。有〜るじゃありませんか。解決策が。
めでたくロックナットをはずす事が出来ました。あとは本体裏のカプラーを探してテレビキットを割り込ませてアースをネジに締めるだけです。ここで注意するのは「電源のカプラー」を抜いてはいけません。「絶対に!」です。
純正ナビの電源を抜いてしまうと「パスワードロック」が掛かってしまいます。これも盗難予防の仕組みです。再度電源を入れた時に「パスワード確認画面」が出てしまいます。車屋さんも注意点が多くあって大変ですね。
といった感じで、無事にカプラーの接続を終えて動作テストもOKでした。はずした内装を戻していきます。「パッチンパッチン」とハメていくだけです。けっこう快感でしたよ。アッという間にもとに戻りました。
「TV キャンセラー」と言う別の呼び方もあるみたいです。ともあれ、これで走行中にテレビ画面を表示させることが出来ました。頻繁にテレビを見るわけではありませんが、選択肢がひとつ増えることは良いことですよね。
小さいことなんですが、作戦が成功すると嬉しいですよね。
メデタシメデタシ。
それでは、また~。
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