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シニアと言ってもオジサンくさい映画ばかりではありません。
「斬新な作品から王道の名作まで」幅広くおすすめします。
なんと言ったら良いんでしょうか。この映画を見終わった時の驚きを。Amazonのプレビュー評価が異常に高いのもうなづけます。老若男女を問わず１人でも多くの方にに観てもらいたいです。
それでは、どうぞ～｡
映画「グランド・ジャーニー」2020年 フランス
ここ最近見た映画のなかでは最高の傑作でした。超大作で大人気の「トップガン マーベリック」と較べてもぜんぜん負けていませんでした。
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— 映画『グランド・ジャーニー』絶賛公開中 (@grandjourneyjp) July 23, 2020
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本日公開🌈 🕊️...
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👇『#グランド・ジャーニー』公開劇場はこちらhttps://t.co/GE107Zmgol#空の旅へ pic.twitter.com/CJUpoy0wlb
＜ 総合評価＆あらすじ ＞
14歳の少年が野生の渡り鳥とウルトラ・ライトプレーンで空を飛ぶ感動の実話を映画化した作品です。よくある自然保護テーマのストーリーです。良い意味でよくある物語で珍しくはありません。以前「グース」という映画もありました。
これが実話を元にしたものという点が、1番の驚きポイントです。まるで練りに練られたシナリオのように感じました。途中に「それはダメでしょう！」という箇所もいくつかありましたが、実話なら許せる気がしました。
なので、満点手前の4.9です｡(5点満点で）
本日も暑いですね🌻☀️
— 映画『グランド・ジャーニー』絶賛公開中 (@grandjourneyjp) August 12, 2020
夏休み真っただ中、鳥たちと空の旅へ出発しませんか？✈️
🔽上映スケジュールhttps://t.co/XB0HUP7Z86#グランドジャーニー #空の旅へ pic.twitter.com/m3b5W79VLf
今までも渡り鳥と空を飛ぶ映像を見たことはありますが、この映画の映像はとびきりの美しさです。北極圏から飛び立ち、フィンランド〜フランスまでの道のりだからでしょうか。北欧のフィヨルドとはこんなにもキレイなのかと感じましたよ。
また飛んでる鳥達との近さが並ではありません。画面を見ていても手が届きそうです。これでほとんどCGを使っていないという点も驚きです。20羽の鳥達が主役ですが、その中の1羽が、なんと飛びながら少年の手にとまります。
＜ 印象に残ったシーン ＞
以前の映画で、鳥の本能である「ファースト・プリント」いわゆる「刷り込み現象」というものを知りました。鳥が卵から生まれる瞬間、初めて見たものを親だと思い込む本能があるというものです。
この映画でもこの現象が詳しく出てきます。この計画を進めてきた環境科学者の父親は鳥達との飛行に失敗します。全然ついてきてくれないんです。その上、皮肉な事に鳥達は少年トマを親と思い込み従うようになります。
私はこの手の映画に弱いのですが、全編を通してテンポも良くて、始めから終わりまでずっと涙で大変でした。フランスでも公開してすぐに大ヒットを記録したそうです。
💙#前川貴行 さんより応援コメント到着🌏
— 映画『グランド・ジャーニー』絶賛公開中 (@grandjourneyjp) August 4, 2020
自然を愛する気持ちと、ほんの少しの勇気があれば、地球はもっと素敵な星になる。渡り鳥と雁と人が心をかよわせるこの物語は、僕たち人間に想像を超えた奇跡が起こせることを教えてくれる。
―前川貴行（動物写真家）#グランドジャーニー #空の旅へ pic.twitter.com/AAEHkDVTet
1985年につくば科学万博のサントリー館で見た映像を思い出しました。それは巨大スクリーンに IMAX映像を映し出し、ウルトラライトプレーンのすぐ横をカナダグースが手の届く近さで飛ぶと言うものでした。
この映像も生まれる瞬間に人間を見せて親だと刷り込む方法が取られました。結果大成功でパイロットの10センチ横をグースは見事に飛行しました。あまりの近さに腰を抜かす程驚いたのをよく憶えています。
今回の作品もおそらく同じ手法で撮影されたと思います。加えて更にその上を行く実話のストーリーが重ねられています。見事なストーリーと飛行映像、野生の雁たちの愛らしさ等、魅力がたくさんあります。
1985年の当時から世界の学者たちは野生の鳥を守る活動をしていたんですね。ユニークな活動で世界中の注目を集めることが活動そのものを助けることもあります。世界の活動家達の自由な発想は素晴らしいですよね。
環境活動はたぶん地味で低予算なんでしょうね。知ってもらうことだけでもこの映画の意味は十分にあったと言えますよね。野生動物の保護活動に世界中の後押しがありますように祈りたいですね 。。。
それでは、また～。
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