google.com, pub-5466711727949766, DIRECT, f08c47fec0942fa0 キャンプにハマった話-旅するように暮らしたい

キャンプにハマった話

2020/12/07

シニア ワイン 旅行

t f B! P L

子供とキャンプはおすすめです。
アウトドアが最高の先生でした。



息子が幼稚園の頃ですから30年ほど前のことです。
この時期、夫婦でキャンプにドハマリしていました。

もう楽しくて毎週ショップでキャンプ用品をあさったり
新しいキャンプ場を探したりしていました。





1ヵ月に3回か4回はどこかのキャンプ場で泊まりを楽しんでいました。他とは一味違うキャンプギヤを見せびらかすのも楽しくてかなり遠出もしていました。




撮影でアメリカに行った時にコールマンのキッチンセットを見つけて「これは日本で見たことないな」と狂喜して大型スーツケースより大きいそれを日本に持ち帰ったほどキャンプにハマっていました。




最初、妻は虫が苦手でキャンプは嫌だと渋っていました。そこを騙し騙し連れ出してテントで寝ること、焚き火の効果、朝の目覚めなどを体験するうちに徐々に好きになっていきました。

ある時スープを飲もうとしたら直径15センチのスープ皿全面に大きな蛾が浮いていました。男の私でも ” ギャー!” となりましたがすっかり慣れた妻は落ち着いた様子でスープと蛾を捨ててペーパータオルできれいに拭いて新しいスープを入れて平気で飲み始めました。「女子は強いな〜」と唸りました。




当時の息子は少しアレルギーの症状があり、アトピー症状も出ていました。ある時に日光の近くにある大型ログハウスに泊まったことがありました。




同年代の子供と夢中で遊んだ息子は夕食を食べるとコロリと寝てしまい、寝室に運んで寝かしました。数時間して様子を見に行った妻が戻ってきて言いました。

「きっと咳をしてると思ったけど熟睡してたわ。部屋全体が全部丸太素材だからかしら?」確かにこのログハウスにいると大人でも気持ちが安らぐ雰囲気があるように思います。お酒も美味しく感じたかも。。



私はその時 ” フィトンチッド ” という言葉を思い出しました。



樹木から発散される化学物質の総称で様々な癒し効果があるそうです。その後も気にしていると息子は樹木の多い所では熟睡する傾向が多いように思いました。

そのお陰かどうか分かりませんがアトピーは重くならず人並みに健康になったように思います。




ある日の夕方に焚き火をしている時、息子は赤々と燃える炎を指差して「これはなに~?」私はえ〜?炎だよと言いました。その時気がついたのですが、息子にとってはキッチンのガスの火は見慣れているけど、炎は初めて見たものだったんです。

「こりゃ〜もっと沢山キャンプに行かないとまずいな〜」と強く思いました。

辺りはすっかり暗闇になり3人の顔に炎が写ります。すると向かいに座る息子の横に野生のタヌキが現れて私を見ています。小声で ” タヌキだよ ” と伝えました。

息子をチラリと見たタヌキは「ではまた~」という感じでゆっくりと去っていきました。

子供とのキャンプはおすすめです。
アウトドアは最高の先生でした。




よく行くキャンプ場のハズレに、よ〜く見ると小さな看板がありました。「ハイキングコース入口」

管理人さんに聞くと、どうやら山に登る道で1時間位のコースみたいです。






当時5歳の息子と私の2人で行ってみることにしました。ミニハイキングなら仮に息子が歩けなくなってもおんぶして帰れるなと思いました。息子の足回りをチェックしていると彼の冒険心が高まってきたようでテンションが上がってきたみたいでした。

「では出発〜!」青空が気持ちい〜です。

途中15分ほど歩いた所に眺めの良いところがありました。山並みが美しく見える絶景ポイントでした。すると息子は「父さん、ウンコ〜!」

え〜?どうするかな?
眺めがいいのとどういう関係かわかりませんが出るものはしょうがないですよね。



その1


仕方がないので草むらにさせて土をかけて埋めました。マナー的には他の人が踏まないようなら良いかなと都合よく解釈しました。

更に20分ほど歩くと今度はキャンプ場全部が見下ろせる絶景ポイントに出ました。またも息子は「父さん、ウンコ〜!」えー?またなの?よく出るな。


その2


もう2回もしたぞと話しながら、また土に埋めました。「山の神様、ごめんなさ〜い」と2人で声に出して謝りました。


ごめんなさ〜い


すると探検隊の隊長気分の彼は

「第1うんこちゃん、第2うんこちゃんと名付けよう!」

と声高々と宣言したのです。そして満足そうにまた歩き出したのです。

彼の後ろ姿には隊長としてのプライドが満ち満ちていました。絶景ポイントに名前を付けた喜びが全身に溢れ、自分に都合が悪いことは気持ちよく忘れていました。2回もしたくせに。。。



かなり昔の5月のゴールデンウィークの話です。普通花見は4月の中旬には散ってしまいます。ところが山間部や標高の高い所へ行くと5月前半まで花見を楽しむことが出来ます。

この日も桜を求めて山へ向かいました。山間部に1本だけの枝垂れ桜や見事なソメイヨシノの下にテントを張るとその綺麗さは素晴らしいです。家族以外誰もいない花見、桜を独占できます。花見酒も最高に美味です。





この日も少し夕方にかかる頃、見事なソメイヨシノを見つけ泊まる準備をしました。キャンプも慣れてくると段々人がいない所へ行くようになります。自分達だけで自然を満喫したくなります。



ガオー!!


朝起きて近くを散歩してたら、なんと「クマに注意!!」の看板がありました。

「ゾ〜!恐ろし〜い!」背中に冷たい汗が流れました。道から少し入った林でしたが「こんな所にクマが出るの〜?」幸いクマとは遭遇しませんでしたが、万が一という事もありますよね。

花見どころではなくなった我々はアタフタと後片付けをして車に積込み、出発しました。それ以来あまり山深い所で泊まることはしなくなりました。


めでたしめでたし。。



それでは、また~。













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2022年現在、65歳のシニア世代の自分が感じたことを発信したいと思ったのが出発点です。やってみて良かったこと。買ってよかった物。試してみたら意外と楽しい事、また得したこと等を記録していこうと思います。

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