20年位前で恐縮ですが、埼玉県主催のカヌー教室に行きました。
長瀞町で1泊2日の教室体験、1名5000円で食事付きでした。
安いですね。さすが自治体の主催です。
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リバーカヤック |
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カナディアンカヌー |
カヌーの種類は大きく分けて、シーカヤック、リバーカヤック、カナディアンカヌーとなります。カナディアンカヌーはシングルパドルと言って水かき部分が片方だけ。一方カヤックのパドルはダブルパドルで水かき部分が両側で長さも倍くらいの長さです。
私が参加したのはリバーカヤックの教室でした。研修用には1人乗りの小型カヤックが使用されました。長瀞付近の静かな河で10人位の参加人数だったと思います。
陸上で注意事項を聞き、いよいよ乗込むタイミングです。体験するとわかるんですが、乗込みが案外難しいです。こちらが乗ろうとするとカヤックは逃げます。水上だから当り前ですが不安定ですぐ回転します。
パドルをうまく使って挺を固定して乗込みます。苦労して下半身をカヤックの穴に滑り込ませて、ゴムで出来た前掛けみたいなものでカヤックの穴を塞ぎます。これで水はカヤック内には入らなくなります。
乗ってしまえば意外と簡単で、重心が低い分スイスイと気持ちよく水上を滑るように進みます。イメージ的にはミズスマシが水上を滑るのに近いですね。
ここでカヤックの「沈」(チン)と言うものがあります。例えば身体を横へ乗りだしたりすると挺が回転して身体が「沈没」します。180度回転するので身体は逆さで水中です。当然、息ができません。
教室では「沈 脱」(ちんだつ)をはじめに習います。息ができない状態で慌てずに脱出する練習です。最初は鼻に水が入って慌てますが、慣れると落ち着いて脱出できるようになります。私も4回目には落ち着いていました。
何回か「沈」するとヤケクソな感じになります。ライフジャケットも着てますし夏ですからね。さらに慣れてくると「エスキモーロール」を練習します。
水中でパドルを力一杯廻します。すると180度回転して艇と一緒に元の状態に戻ります。これが「エスキモーロール」です。男性は筋力が強いのでコツさえ掴めば、3~4回で出来るようになります。
「エスキモーロール」を見ていると、水しぶきを上げて身体が飛び出して来ます。そして安定すると「プハー!」と息をします。一連の動作が非常にカッコ良くて上級者に見えます。そんなに難しくないんですが。。。
この2つが出来ると、カヤックが俄然楽しくなります。
また教室をやってくれないですかね?
ああ、もう年齢制限でだめかな〜?
ではまた~。
バランスとるの難しそう;;
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除バランスですね。こればかりは説明が。。
一度やってみると分かると思います。