Amazon Prime 会員の皆さんは映画を無料で見ることが出来ます。そんな皆さんの映画選びの参考になれば嬉しいです。
シニアと言ってもオジサンくさい映画ばかりではありません。
「斬新な作品から王道の名作まで」幅広くおすすめします。
タブレットを映画専用にして夜な夜な楽しんでいます。
そして、今回の映画は理屈ぬきで楽しめましたよ。
最高で〜す!それでは、どうぞ〜!
公式サイト:「アメリカン・ユートピア」
映画「アメリカン・ユートピア」
DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA 2021年
これはブロードウェイのショーを映画化したものです。
監督はスパイク・リー、主演はデヴィッド・バーン、彼がスパイク・リーに映像化を依頼しました。
久しぶりに、かなりシビレました。
夜中の3時でしたが、107分間クギヅケ状態でした。
キーワードは、シンクロ(同期)と発動のタイミングです。
こんな成熟したパフォーマンスはデヴィッド・バーンでなければ出来ないでしょう。ラストのステージ裏で全員がバーン氏を称賛します。そのキャストの興奮ぶりが全てを物語っている気がして私は涙目になってしまいました。
この作品は分類がとても難しいです。
ライブステージのような演劇?
パフォーマンス・アートのようなマーチング・バンド?
ブロードウェイなのにハーフタイムショー?
あ~!混乱する。なんと言えば伝わるでしょうか。。。
だけどこの場に立ち会えた人達は最高に幸せだったでしょう。
デヴィッド・バーンが2018年に制作したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案にして作られたブロードウェイのショー「アメリカン・ユートピア」公演後すぐにニューヨーカーの間で大騒ぎになり大ヒットを記録しました。
ですが、突然のコロナ禍で公演は中止となり「幻のショー」と呼ばれ惜しまれていました。そんな時、デヴィッド・バーンはすでに友人だったスパイク・リーに映像化を依頼します。そして作品は2021年5月に公開されました。
良い意味で、じいさんになったデヴィッド・バーン。 何だこの楽しさは!絶対に楽しいやつです。トーキングヘッズを知ってても知らなくても圧倒的に楽しい。あのデヴィッド・バーンも69歳 (驚!) とてもいい味を出してます。
楽しすぎです。なので…。 星4.9 です。 (5点満点)
名セリフだと思いますが、「ステージ上から一番大切なもの以外、すべて排除したら、残るのは我々と皆さんだけでした」。全員がグレーのスーツを着ています。ステージには何もありません。ただのミニマルなグレー空間です。
冒頭、出演者はデヴィッド・バーンのみ、なぜか脳ミソを持っています。彼以外のメンバーはダンサー2人、ミュージシャンが9人。全員がランダム(?)に空間を動き回ります。
誰もケーブルには繋がれていません。全員が恐ろしく自由です。ボーカルや楽器音源はすべて無線 (Bluetooth) でPAに飛ばしているんでしょう。アンプラグドならぬアンケーブルです。本人も「すごい開放感」と語っています。
メンバーは、変なハーネス的な物で楽器を支えているのでダンスをしてもびくともしません。この辺りはすごいハイテクです。見た目はアナログですが技術的には超デジタルです。
辛口コメントには、スパイク・リー監督、彼の映像設計が演劇を台無しにしたと言う意見もあったけど、私には十分に伝わりましたよ。たぶんカメラ台数は20台を超えていると思いますが、カメラバレは一切ありません。
絶対に他のカメラが見えないように画角を計算して、何日かに分けて撮影してるんだと思います。エンディング映像もスパイク・リーらしくて最高です。好き嫌いで分かれるかもしれませんが、こういうの私は大好きです。
公演終了後、大もりあがりのキャストは、自転車でN.Y.の街を走り抜けます。バーン氏の私服自転車スタイルも見られて最高でした。完全にニューヨークに馴染んでますね。ラストは彼らしい素顔に溢れていましたよ。
タイトル「アメリカン・ユートピア」は少し皮肉っぽく聞こえませんか?
「アメリカは決してユートピアではありませんが、私達は変わる可能性を秘めています。そしてアートだけがそのガイドとなることが出来ます」きっと彼は今の世界の在り方を憂いているんでしょう。
今回の11人のメンバーは人種や国境を超えて世界中から集められたそうです。まさに多様性を尊重する活動を自分自身で実現したいのだと思います。その試みはこの作品で見事に結実出来たと私は思います。
そして、あの名作映画「ストップ・メイキング・センス」から36年たちました。数段進化したデヴィッド・バーンは自由に活き活きと活動を続けていたんですね。その点でも驚き、本当に感動しました。
観客たちの反応を見ていると、会場中の全員が立ち上がり踊っています。老若男女の人々が理屈ぬきに楽しんでいます。3階建ての会場の全員が一体となって体を揺らしています。おそらくデヴィッド・バーンはこれをやりたかったのでしょう。
私もニューヨークでその場に立ち会いたかったです。本当に…。
それでは、また~。
アマゾンプライム会員は無料で見ることが出来ますよ。
amazonプライム会員<30日間無料体験>
こんな成熟したパフォーマンスはデヴィッド・バーンでなければ出来ないでしょう。ラストのステージ裏で全員がバーン氏を称賛します。そのキャストの興奮ぶりが全てを物語っている気がして私は涙目になってしまいました。
この作品は分類がとても難しいです。
ライブステージのような演劇?
パフォーマンス・アートのようなマーチング・バンド?
ブロードウェイなのにハーフタイムショー?
あ~!混乱する。なんと言えば伝わるでしょうか。。。
だけどこの場に立ち会えた人達は最高に幸せだったでしょう。
◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢
— 映画『アメリカン・ユートピア』公式 (@A_U_JAPAN) May 29, 2021
絶賛公開中🧠⛓
『 #アメリカン・ユートピア』
◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢
大絶賛の声続出!鳴り止まない拍手!#デイヴィッド・バーン と #スパイク・リー がお届けする珠玉のライヴ映画!
一生に一度の至福の体験。ユートピアへ誘います。#AMERICANUTOPIA pic.twitter.com/7xumFBIGTe
< 総合評価&あらすじ >
デヴィッド・バーンが2018年に制作したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案にして作られたブロードウェイのショー「アメリカン・ユートピア」公演後すぐにニューヨーカーの間で大騒ぎになり大ヒットを記録しました。
ですが、突然のコロナ禍で公演は中止となり「幻のショー」と呼ばれ惜しまれていました。そんな時、デヴィッド・バーンはすでに友人だったスパイク・リーに映像化を依頼します。そして作品は2021年5月に公開されました。
良い意味で、じいさんになったデヴィッド・バーン。 何だこの楽しさは!絶対に楽しいやつです。トーキングヘッズを知ってても知らなくても圧倒的に楽しい。あのデヴィッド・バーンも69歳 (驚!) とてもいい味を出してます。
楽しすぎです。なので…。 星4.9 です。 (5点満点)
< 印象に残ったシーン >
名セリフだと思いますが、「ステージ上から一番大切なもの以外、すべて排除したら、残るのは我々と皆さんだけでした」。全員がグレーのスーツを着ています。ステージには何もありません。ただのミニマルなグレー空間です。
冒頭、出演者はデヴィッド・バーンのみ、なぜか脳ミソを持っています。彼以外のメンバーはダンサー2人、ミュージシャンが9人。全員がランダム(?)に空間を動き回ります。
誰もケーブルには繋がれていません。全員が恐ろしく自由です。ボーカルや楽器音源はすべて無線 (Bluetooth) でPAに飛ばしているんでしょう。アンプラグドならぬアンケーブルです。本人も「すごい開放感」と語っています。
メンバーは、変なハーネス的な物で楽器を支えているのでダンスをしてもびくともしません。この辺りはすごいハイテクです。見た目はアナログですが技術的には超デジタルです。
🧠🙌🧠🙌🧠
— 映画『アメリカン・ユートピア』公式 (@A_U_JAPAN) March 9, 2022
『#アメリカン・ユートピア』
特別対談映像付き上映
絶賛上映中!
🙌🧠🙌🧠🙌
今日はサービスデー🙋♀️
お安く見られる劇場も多いです!
さあ、列をなして劇場へ!👣
※特別映像は本編前に上映
※本編内容に変更はありません。
▶上映劇場はhttps://t.co/3pAeBviCdk pic.twitter.com/nyAl6gs7ig
< おすすめポイント >
辛口コメントには、スパイク・リー監督、彼の映像設計が演劇を台無しにしたと言う意見もあったけど、私には十分に伝わりましたよ。たぶんカメラ台数は20台を超えていると思いますが、カメラバレは一切ありません。
絶対に他のカメラが見えないように画角を計算して、何日かに分けて撮影してるんだと思います。エンディング映像もスパイク・リーらしくて最高です。好き嫌いで分かれるかもしれませんが、こういうの私は大好きです。
公演終了後、大もりあがりのキャストは、自転車でN.Y.の街を走り抜けます。バーン氏の私服自転車スタイルも見られて最高でした。完全にニューヨークに馴染んでますね。ラストは彼らしい素顔に溢れていましたよ。
タイトル「アメリカン・ユートピア」は少し皮肉っぽく聞こえませんか?
「アメリカは決してユートピアではありませんが、私達は変わる可能性を秘めています。そしてアートだけがそのガイドとなることが出来ます」きっと彼は今の世界の在り方を憂いているんでしょう。
今回の11人のメンバーは人種や国境を超えて世界中から集められたそうです。まさに多様性を尊重する活動を自分自身で実現したいのだと思います。その試みはこの作品で見事に結実出来たと私は思います。
そして、あの名作映画「ストップ・メイキング・センス」から36年たちました。数段進化したデヴィッド・バーンは自由に活き活きと活動を続けていたんですね。その点でも驚き、本当に感動しました。
観客たちの反応を見ていると、会場中の全員が立ち上がり踊っています。老若男女の人々が理屈ぬきに楽しんでいます。3階建ての会場の全員が一体となって体を揺らしています。おそらくデヴィッド・バーンはこれをやりたかったのでしょう。
私もニューヨークでその場に立ち会いたかったです。本当に…。
それでは、また~。
アマゾンプライム会員は無料で見ることが出来ますよ。
amazonプライム会員<30日間無料体験>
リンク
0 件のコメント:
コメントを投稿